上村君の事件に思う

逃げることができなかったのかなと、やるせない思いがわいてくる。
でも、逃げて、つきあいを絶つということは、引きこもるしかないということでもある。
その先に、希望があるとも思えない。
引きこもっていれば、怠けていると偏見のまなざしで見られたり、
今時の若者は、苦労を知らないから、打たれ弱い。などと言われたりするだろう。
自殺、不登校、引きこもりの若者たちの中に、上村君のような、いじめの被害者が大勢いるのではないかと、そんなことを思ってしまった。
参考図書
「いじめの構造ーーなぜ人が怪物になるのか」内藤朝雄著・講談社現代親書