綿繰り


 収穫した綿花は、その中には種がありますので、種と繊維とを分ける作業が必要です。それが綿繰りです。
 綿繰り機のハンドルを回しますと、二本のローラーがくるくると回り、ローラーの間を綿の繊維だけがすり抜け、種が手前に落ちる仕組みになっています。
 綿繰りは子どもでもできるとても面白い作業です。糸紡ぎのワークショップなどに来られた子どもたちが、綿繰り機を奪い合うようにして、この作業をしてくれます。仕事と遊びに境界線はないのかもしれません。
 ただ、延々と何時間もこの作業を一人でやらなければ・・・となると、苦痛に感じられるときもありますね。仕事は分け合うことが一番ですね。
 綿の種がほしい方、綿繰りにいらしてください。