平和の経済

 友人がインドの古本屋さんで手に入れてきてくれた本、
"The Economics of Peace"を読んでいます。

 この本の中に、「石油中心の経済になって、戦争が増えた。もう一度、牛馬中心の経済に戻るべきだ」とあって、考えさせられました。
 そういえば、インドでは牛車をよく見かけました。
 電気自動車・水素自動車などについて報道されていたりしますが、馬車を見直しても良いかもしれません。アーミッシュのように…
 金属の自動車とは心の交流はできませんが、牛や馬は私たちの心の友にもなってくれますね。

 この本は、ガンジーの右腕となって活躍したクマラッパというインド人経済学者の文章を編集した本です。
 クマラッパは、コロンビア大学に留学して、経済学の視点からインドの貧困の原因を追究した人です。コロンビア大学で書いた論文をガンジーに読んでもらおうと、ガンジーのもとを訪れた、その出会いによって、クマラッパの人生は大きく変わり、農村を復興させる仕事に没頭していくことになりました。

 今、半分ほど読んだところですが、示唆に富む内容で… このブログでもシェアしていきたいと思っています。