震災から3年経って思うこと

震災から丸3年がたちました。原発の影響で避難してきている人の話では、原発の事故が起きた当初は、避難するかしないかで悩み、今は、帰るか帰らないかで悩んでいるそうです。
避難した人もしなかった人も、帰る決断をした人も、帰らないことに決めた人も、みんな悩んだ末の決断です。正解はないのです。ただ、一日、一日、一瞬、一瞬を大切にして、一生懸命生きることで、自分の選択を正しいものにしていくしかないと思います。

震災前に戻れたら・・・と、誰もが思うことでしょう。
復興といえば、戻ること・・なのかもしれません。しかし、原発事故を起こらなかったことにすることはできません。「目覚めなさい!!」という天からのメッセージです。
どこに住むことに決めたとしても、天からのメッセージを受け取って、一人一人が変わっていくことです。
一人が変われば、変わった分だけ必ず世界が変わります。
だから、私は綿を育てて、紡いで、織ります。
買わないで、作る作業に没頭することが、
私にできる一番の省エネの取り組み、
脱原発の取り組みです。