トルストイの訳者、北御門二郎さんのこと

北御門二郎さんのことが、今日の中国新聞に載っていました。

ガンジーが必読書として挙げていた『神の国は汝等の衷にあり』(トルストイ著)を翻訳した方でもあります。これは、ガンジーに不服従を教えた本です。
絶版になっていたこの本を、北御門さんからお借りして、コピーさせていただいたおかげで、ガンジー思想の土台を知ることができました。
『イワンの馬鹿』のように生きながら、いざという時には、「殺せ」と要求されるときには、不服従を貫けたら、よいのですが・・・
伊方原発再稼働についての社説の右下にあった、北御門さんを紹介する記事を読みながら、イワンのような人が増えれば、原発も不要になるのではないかと、妄想したのでした。