ちりも積もれば山となる 濃度よりも総量規制を

4月2日の記事へのコメントに関連して 青字は監視人さんのコメントです。

日により場所により変わる放射線量の、自分たちに都合のいい1日のデータだけ選び瓦礫焼却が原因と結びつけ、ネットで発信し瓦礫危険の不安を助長拡大させる。

たしかにそうですね。瓦礫については空間線量よりも、瓦礫そのものにどれだけの放射性物質が含まれているかを測る必要がありますね。

実際に焼却灰の調査から見ていくと、岩手県にも非常に大量の放射能
が降ってしまった現実が浮かび上がってきます。
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/8bfff14a348072520dd72985df1ab067
一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性物質濃度の測定結果について
http://ftp.www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=4406&of=1&ik=1&pnp=50&pnp=2648&pnp=4406&cd=37948

たとえば塩。
1日11gが限度とされる。
10日のうち9日は塩全く採らないで1日だけ一気に110g摂取しても体に害。
110gを11gに薄めて11日に分ければ問題なく。

放射性物質は微量でも有毒です。塩と異なり、厳重に管理すべきものです。しかも、燃やしてもなくなりません。燃やせば内部被曝するだけです。ちりも積もれば山となりますから、濃度にこだわるのではなく、総量規制が必要です。量を増やさないというのが大原則です。たとえ微量でも汚染度を上げてはいけないのです。だから、岩手などの被災地でも燃やさずに、原発にお返ししましょうと、私は提案しているのです。

どこに埋めますか?用地は?
原発におお返ししたらよいと思っています。

居住の長期制限を検討 福島原発周辺に「緩衝地域」案
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120404/plc12040418310010-n1.htm

原発周辺に、長期間立ち入りできない地域を作らざるを得ないのが現状です。そこに瓦礫を集める以外に、解決法はないと私は思います。