2011-01-01から1年間の記事一覧

心の問題としての節約

原発の事故があって依頼、時々チェックしている武田邦彦氏のブログ http://takedanet.com/2011/06/post_f68d.html に次の記述がありました。 石油・石炭・天然ガスなどの化石資源は枯渇しない。いくらでもある。 地球は膨大で、今の人間の活動がいかに活発と…

エアコンの使用を怠けよう

夏の電力不足が心配され、節電が呼びかけられています。 原発を作りたいから、電気をどんどん使うように仕向けられてきたのだと言う指摘もあります。 1970年は1世帯1ヶ月平均118.8kwhだった電力消費量が、2009年には283.6kwhへと、右肩上がりで増加してい…

綿栽培日記 6月17日

綿

しばらく出かけていて、久しぶりに畑に行ってみると、本葉が出ていました(写真左)。ここまで来れば、一安心です。でも、中には虫に食べられたり、根切り虫にやられてしまった(写真右)ものもあります。発芽していたはずの綿がなくなっている所がありました。…

塩害対策としての綿花栽培

綿

津波をかぶって稲が育たなくなった農地でも、綿なら育つそうです。「綿花を3年間育てれば除塩効果が期待できる」とのことです。この話しを聞いたとき、被災地での綿花栽培プロジェクトを国などが、立ち上げたらよいのにと、思っていました。しかし、そうい…

綿栽培日記 6月8日

綿

発芽して1週間〜10日ほどが経ちました。綿は初期成育が遅いので、まだ双葉状態で、本葉は出ていません。花壇では8〜9割発芽してくれましたが、畑では、発芽率が今ひとつです。マルチを張った畝は7割程度発芽しましたが、マルチを張らなかったところは…

スウェーデンについて

発送電分離についての記事で、スウェーデンは、2基の原発を廃炉にしたものの、いまだに10基が稼動中と書きました。それでも、2基を廃炉にしたのは、さすがスウェーデンと思います。 スウェーデンは、私にとって懐かしい思い出のある国です。学生時代に、…

綿が芽を出す

綿

昨日、綿が芽を出していました。東北の秋田でも育ちそうです。とても嬉しかったです。 今朝のNHKニュースでこんな情報が、 塩害の田で綿花栽培始まる http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110528/t10013166591000.html 綿は塩害に強い作物と言われています。…

発送電分離

最近、電力の自由化を求める意見の中で、発電と送電線を分離すべきだという主張をよく耳にします。政府もその方向で動こうとしているという報道もありました。 たとえ電気を自由に選べるようにするためとしても、よくよく考えてみる必要があるような気がして…

人間性なき科学

ガンジーがあげた人類七つの大罪の一つに、「人間性なき科学」があります。 科学が人間性を失うと暴走してしまいます。科学者は知的好奇心を満たしたい、探求したいという思いから、仕事を推進していくのでしょう。しかし、その知的好奇心の追求が、人々に多…

「七つの大罪」

ニューデリーのラージガートにある、ガンジーの記念碑に刻まれている碑文より。 「原則なき政治」 「道徳なき商業」 「労働なき富」 「人格なき教育」 「人間性なき科学」 「良心なき快楽」 「犠牲なき信仰」

中古車とバス

津波で自動車を失った方が大勢いらっしゃいます。そのため中古車の需要が増え、中古車が値上がりしているようです。それでも、自動車がないとどこにも行けない地方では、背に腹は代えられません。震災で多くのものを失った方々が、普段よりも高い値段で中古…

今年も種を蒔く

昨日はイエス・キリストが復活されたイースターでしたね。命が新しくよみがえる時。東北の地も、ようやく春が訪れつつあるようです。秋田はまだつぼみですが、山形・岩手のあたりまで桜前線が北上しています。 幸運なことに、家の近くで畑を借りることができ…

廃炉にできない背後の理由

中越沖地震で柏崎の原発が損傷したことにふれて、私は、拙書『非暴力・平和・糸車:ガンジーに学ぶこれからの生き方』(星雲社)で、次のように書きました。 「電気は余っているから柏崎の原発を廃炉にしても大丈夫だという主張がありましたが、そんなことは…

名前を書くだけではなく、手足を動かそう

深刻な原発事故を前にして、「原発を廃炉に!」と求める署名運動が活発化しています。私もいくつか署名しました。とても大切な取り組みだと思っています。でも、署名やデモだけで廃炉にできるほど、世の中は甘くはないという気もしています。 ガンジーは、糸…

秋田に引っ越してきました。

4月6日に新潟を出て、7日に荷物が届きました。震災の影響で予定より1週間延びましたが、無事に引越ができてほっとしています。 7日の夜に、余震があって、引越し早々停電と断水を経験しました。断水する前に、やかんと鍋に水をためることができたので、圧力…

想定外?

「小さく生きるということ」にコメントを下さった臼井さんとの出会いは、サティシュ・クマール氏(ガンジーの継承者)来日の時でした。 サティシュさんはシャロムで美味しいカレーを作ってご馳走してくださいました。レシピをもらい、私も家で作ってみました…

必要か貪欲か

地球は日々、人々が必要とするものを生み出してくれていますが、貪欲を満たすことは決してできません。M.K.ガンジー

小さく生きるということ

需要が増え続けていること。欲望に歯止めがかからないことが、一番の問題でしょう。技術で解決できない問題がここにあります。確かに省エネ技術が進歩しました。自然エネルギーも開発され、効率もよくなったでしょう。でも、欲望に歯止めがかからなければ、…

*廃炉の後の選択肢

福島原発の事故以来、原発を廃炉にという声が上がっています。 そもそも、地震が多く、狭い国土に50基を超える原発があることが異常なことでした。全ての原発を廃炉にさせたいと、心から願います。 ただ、次のような主張に出会うと、「ちょっと待って」と…

未来とは?

震災に、原発事故・・・被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 あまりにも悲惨な出来事・・・でも、だからこそ、この大きな出来事をきっかけにして、方向転換が求められていると思うのです。そして、私たちのあるべき未来は、「自分の手で紡ぐ未来」…